魔女の宅急便と模倣犯(54日目)

13:00 ハモニカキッチン たまごやき、鳥のからあげ、チンゲン菜と春雨の炒め物、ごはん
 この前のリベンジ!とか思っていく。
 が、めちゃめちゃ店員てんぱってるし、新しい料理が出てこないしで、
 全然、バイキングの醍醐味が感じられずね。
 でもおいしいんだけど。やはり平日の早い時間に行くべき??
 平日だとカレー出てくる可能性高いしね。
 
16:00 イタリアントマトのマンゴープリン
 献血行く前に血糖値を上げるべ、とおもって食す。
 意外と甘酸っぱくておいしかった。

19:00 RF1 ミーゴレン風サラダ、セブンイレブンの餃子
 サラダ・・・辛い辛い辛ーーい!
 量ももう少し少なくてOKかも。

 ブラジル勝ったね。
やばいやばいといっていたのに。

 ほほほほほ。
献血行ってきました。久しぶりに行った吉祥寺の献血センターは空前の賑わいだった。でも検査のときにめちゃめちゃ喜ばれたけど。
結構、濃さとかがいいらしくて、看護婦さんに毎度あり!って感じで感謝される。
久しぶりにあの成分献血の太い針をさしたらいたかったー。
じっくり今日穴の大きさみてたら1ミリはあった!?ひーーー。
入れるときも痛いし、抜くときも痛いんだよね。

今日本屋に行って新刊本を見てたら、来月の新刊予定の中に前田珠子の「破妖の剣」の新刊予告が!うれしいなぁ・・・。いやこの年でコバルトってのはどうなのよ?とかたまに思うんだけど、高校のときから読んでるシリーズだけにしょうがないのである。しかもこの作家さん、ひとつの話をずーーーっと書いてくれる人でなく、いろいろとシリーズを途中途中ではじめちゃうので、なかなか話が終わんないんだよねー。ほかにも「女神様のお気に入り」とか「万象の杖」とか小学館のパレット文庫で出してるやつとか・・・かなり未完のシリーズが多いのだ。一番好きなシリーズがやっと完結編の話が始まるのでうれしい。(きっと集英社も一番人気のこのシリーズの続編やっと書いてくれるってことで喜んでることだろう。今まで200万部とか売れてるらしいし)挿絵のあもい(漢字難しくてわからん)潤さんの新しいイラストも楽しみ♪
私はあもいさんが白泉社で亜藤潤子名義のときからのファンなのでそれはそれでうれしい。(はっ。そういえばこの方も未完の作品が多い。KENIYAだけでもどっかの出版社出してくれないかなぁ・・・シクシク)

でも何年くらいで完結するのかなぁ・・・。前の「翡翠の夢」は5冊だったし、それ以上だったら2年はかかるなぁ・・・。
私見だけど、この作家さん話が最近長くなりがちなんだけど、3巻くらいで終わってる話の方がまとまりがいいと思う。「破妖シリーズ」でいうと「紫紺の糸(前後)」とその後日談の「ささやきの行方」のセットあたりが一番まとまっていたような気がする。「翡翠〜」は長すぎの印象があるんだよねー。
ってまじめに何言ってんだか。

模倣犯森田芳光 監督) - 宮部みゆきのヒット作品の映画化。
私は発売後すぐに夜を徹して読みました。
映画も結構つらかったが、観客も今回はつらかった。
大体こんな映画に6歳以下の子供を連れて集団でくるんじゃない!泣いた時点で出るべきだと思う。なのにほったらかしにしてるし、中学生と思しき女の子たちは、クライマックス寸前でばりばりスナック菓子あけて食べてるし、そのうちの一人は映画がつまんなかったらしく(それは私も禿同)ウォークマンを聴き出した!そしてその音が思いっきり漏れてるし。つまんなくて観る気ないなら外に出てほしい。

内容は・・・で、監督何がいいたいわけ???というはてなが最初っから最後までついて回ってしまった。クライマックスともいえるテレビ局のシーンなんて唖然とするだけだし、ラストのあれはなんですか??
物語としての起承転結もなく、どの登場人物にも共感が得られず、最初っから最後までまったくもって映画の中によしてもらえない疎外感を感じるだけだった。
Yahooをはじめとして妙なタイアップ(一体いくらもらってるんだろう?本当に広告費もらってるという出方だった)ばかりが目に付くし。伏線らしいものが出てくるけど、まったくもって伏線とされず片付けてもらえず、なんか宙ぶらりんな後味の悪い印象を残される。

映画化というのを聞いてすごく難しいなぁとは思ってたんだけど、これはいったい??大体原作自体、話が複雑でまず大筋として、ピースが起こした連続殺人っていうのがあるんだけど、第一発見者の少年自身も一家惨殺の経験者でそれはそれでの物語があり、女性ライターはライターの物語があり、豆腐屋のおじいさんの物語がある。でもそれがすべてテイストがなくなっていてとても悲しかった。

おまけに、ストーリーはほとんどぐちゃぐちゃとアレンジされ、(爆笑問題のシーンはあんなに尺が果たして必要なわけ?ってのが山盛り)登場人物すべてが自分の役割をよくわかっていない顔ですべてが進行していく。原作も後味は悪いんだけど、あれは本当に作者の意図するべき方向であったんだというものが見えたが、映画の後味の悪さはそういう思想はまったくもってない。
大体、ピースのあのぶっ飛んだシーンはまじですか?マジだったらどうやって彼はあんなふうになっちゃったのか教えてほしい。
あれは商業作品として決してやってはいけない手に入ってると私は思うんだけど。
インディーズやそういう系の映像であればいざ知らず・・・。

試写会でもごめんな感じに1300円わざわざ払って観ちゃったぜ。

魔女の宅急便(角野 栄子 著) - 私が今回読んだ本の折り返しには2002年6月初版とかいてあるんだけど、そんなわけがあるはずないのでいつの作品なんだろうか?
結構子供な時に読んだと思ったのだが・・・。スタジオジブリで有名になっちゃった例の作品の原作本である。でも、ビデオ観たときに「あれ?キキってこんなに性格悪かったっけ???」と思って今回読み直してみた。

読んでみての感想なんだけど、全然違います。映画と。
やはり本で読んだほうがストーリー自体は面白いし、納得できる。
本当に一人の女の子の独り立ちの物語になっているのだ。
猫のジジとの関係もこれでよくわかったし、なんか納得。