(28日目) -  2時まで飲んでました・・・

スサノオ〜神の剣の物語〜(赤坂ACTシアター) - ひーえー。客層が若い!女子多し!(ってか少女多し!)
なんかいつものいのうえひでのり演出の芝居と雰囲気が違う・・・のでびっくり。
初演から知ってる芝居なので、痩せたスサノオにもびっくりだ(笑)

今回は2時間ちょっとということでいのうえさんのお芝居にしては短くてびっくり。終演後、飲みに行っても電車で帰れる時間で驚いた。(でも車で送っていただきましたが。ありがとう、K沢さん)

あああ。全然なんか芝居の感想じゃない!
ちょっとまじめに感想(レビューにしたいなぁ)など。
ただ、私の場合、古田新太バージョンも観ているのでどーーーしても見比べてしまうのは否めないということでご了承を。

やはりTOKIOの松岡君が主役ということでビジュアル的にはすっごく決まっていた。
写真集とかDVDとかは絶対楽しいと思うのだが、やはり悪のヒーローというにはクリーンな感じがした。王子さまという雰囲気がぴったりなスサノオである。

私の中でスサノオは悪の力・・・というか魅力を振り撒いている存在なだけにちょこっと物足りない、が芝居としての出来は結構レベルは高いといえる。
ただし、クシナダ&タケハヤの女の友情やスサノオ&タケハヤの微妙な空気などがないのでラストの切なさや心の痛さが感じにくいということは明記しておく。

この空気のようなものを表現しないとスサノオの「いい女になったな・・・」というセリフに胸がどきゅんと打ち抜かれることはないのである。
そしてこの続編のストーリーでタケハヤのその後の哀愁みたいなのは説明できなくなっちゃうのである。

全体的に、薄めの役者さんが配置されているので安心して見れれる芝居という印象。エンターテインメントとしてはもちろんすっごく楽しめるので、まだ日にちあるからチャンスがあったら今なら観れます!