(34日目) - 今月の目標体重まで---kg 違反度★★

08:00 青菜ジュース
12:00 鶏肉の北京炒め、ごはん、ジャガイモ春巻き、スープ
 あまりのまずさというか、脂っこさに半分以上のこす。
 なんつーか、もう少しなんとかならんのかね?
 うちの会社のビルに入ってる中華。
 競争相手がいないから甘えまくってやがる(怒)
 またつまらんもんを食ってしまった・・・。

20:00 RF1 エビフライのサラダ、ブルーベリーヨーグルト
 閉店前のLUMINEで購入。
 なんていうか本当にやる気ないよね。
 でもやはりRF1はおいしいのであった。
 








 自分がずんずんやさぐれていくのがよくわかる。
なんというか、今日の交渉内容があまりにも幼稚だったのも結構キテル原因かも。
とりあえず、気を取り直して今日仕上げて提出する予定だった企画書を書いて提出する。今もらっている条件や知識などの情報が足りないのは重々承知なんだけど、できる限りのものを出す。
 色んな人に愚痴聞いてもらって協力してもらってるので今度こそうまくいかせたい、心の底から!

家に帰ってもいらついてるのがわかるようでここ数日の姫の要すも落ち着きがない。ごめんねーとか思ってしまう。子供の時は今くらいの年になったらなんでもわかっていて自由だと思ってたけど、そんなことは全然ないんだよねー。
ははは。まだまだ修行中ってことで、がんばります!

デアボリカ(PCゲーム) -  スイマセン。18禁PCソフトです。
ちょっとこの日記を読んでいただいている皆様にmerry像(どんな像だ?)が変ってしまうのでは??とどきどきしつつアップ。

 エロゲー界の西の横綱アリスソフトものである・・・(汗)ついでにゆうとボーイズラブのPCゲームまで作っているのには驚いた。

 なぜかこの前秋葉原へ出かけた時に、ふっと入っちゃったメッセサンオーで「あら。逆ときめきメモリアル(女子の主人公が何人かのかっこいい男をくどくPS2ソフト)なんて出てるんだー」ともの珍しくてフラフラとはいってしまい、なぜかそのまま女子むけPCゲームコーナーで2000円で売ってる本ソフトを購入してしまった。まぁ。絵が可愛かったからなんだけど。
(私、「ときメモ」はPCエンジン版から持ってまーす。ってかそのころゲーム業界だったから持ってただけなのだが・・・。プロデューサーにちょっと変ったソフトでてるからやってみて宣伝としての感想を聞かせてくれって言われたのさ。)

 基本的に本でも映画でもそうなんだけど、面白そうなものは見てみるというのが姿勢な私。エロい本でも映画でも感動するものは感動するのだ。(でもまー、フランス書院とかの文庫は間違っても買わないけどね。)

 で。感想ですが、うーーん。まぁ、2000円だしって感じ。
なんつーか、主人公もヒロインも受身でやや卑屈なのはエロゲーのある種のパターンだよねー。カマトトぶった、自信のない主人公かめちゃめちゃひどい主人公か、どっちかが2大主人公の性格パターン。ストーリーも破綻しているし。

 なんだろう?こういう無力な女の子がやはりスタンダードなのねー。
受身すぎるのもなんだかなぁ・・・と思うんだけど。
あと、3話目の女戦士なんて顔は可愛いのにザ・ロックも真っ青なくらいの体つき。
あそこまでいくとこえーよ。もう、絵が完全に崩れきっちゃってる所があるし。

2つの種族(デアボリカと人間)同士の関係も詰め甘いし、デアボリカ同士の描きかたも納得できる部分が少ない。主人公と彼に対立というか執着する火炎王の心理描写とかもっと突き詰めないとストーリーにのめり込めなくて置き去りされてしまう。正直、ジャンルを問わずにもう少し映画とか本とか沢山見てほしいと思ってしまう。ある程度目が肥えてくるとこういう自己満足的なものにはならない気がする。やはり、女の子の裸のグラフィック見るためだけのものなの?とか思ってしまってがっくりくる。

 ゲーム全般にいえるんだけど、ストーリーよりもビジュアルに力が入りすぎて、ストーリーを置き去りにする場合が多い。
あれだけビッグタイトルといわれている「ファイナルファンタジー」なんかも開発者の思い入れだけで制作してる部分が多いんじゃないの?などと感じることがしばしば、なので低予算のエロゲーともなっちゃうとそこの部分はあきらめるべきなんだろうか?

 でもなー、エンターテイメントで感動するっていうのはやはりストーリーとエピソードがしっかりしているのが最低限な条件なのよ。


3月は深き紅の淵を(恩田陸 著) - 溜息が出るような小説。
「光の帝国」の読後にも溜息が出たけれど、この作品はこの作品で全く別の溜息が出てしまう。解説が私が敬愛する皆川博子さんでこの解説自体が一つの作品のように暗い溜息が出る。ある意味全くストーリーはない・・・「3月は深き紅の淵を」という幻の本について描かれた4つの短編。

その幻の本とオーバーラップしていく形で4つの短編も進行していく。
つまり1章は答えの呈示されるものもあれば呈示されない謎がいっぱい詰まっている話をする壮年の男女4人。
2章は2人の登場人物がとあるモノを探して旅をする。
3章はそのまま血の話。
4章は作家自身の日常と思いついたストーリーの断片をちりばめたモノ。

物語に酔うという部分は当然用意されているんだけど、活字読みのある種の憧れを文字にしてしまったオソロシイ本。
登場人物のセリフにも共感できる部分が当然あるし(私は1章の主人公の青年が言う「本屋へ行くとまだこんなに読めていない本が世の中に存在するのかと思うと絶望してしまう」というセリフが特にキタ)、なんだろう活字読みの待つ一目ぼれのような感覚というかそんなものが全編にちりばめられていて一挙に読んでしまった。

あと、作家自体の読書経験がすごーくすごーく反映されていて、読みたいものがまた増えてしまった。そして「チョコレート工場の秘密」は読み返そうと心に誓う)
まったくもって怖い作家だと思う。