(43日目) - 今月の目標体重まで---kg 違反度★★

15:00 バーミヤンのえびワンタンヤキソバ、マンゴープリン
 昨日のマンゴープリンがあまりにおいしかったので、再び。
 夜のシフトは結構不愉快な店員だったんだけど、
 昼はそうでもなかった。
 中途半端な時間だったので客も私を入れて4組しかいないし。
 
18:00 ファーストキッチンのポテト
 

18:00 焼きうどん(豚肉、小松菜、キムチ)
 メニューに困った時はやきうどんー。
 なんつーか、変り映えしないメニューだよな。ここんとこ。
 私のやる気のなさが伺えてしまう・・・。
 

 昨日の雨にぬれてちょっと具合が悪かったので会社お休み。
なーんてね。どっちかっていうと、途中まで読みすすめていた「黒と茶の幻想」の続きが気になってしかたがなかったのが重いかも。
まぁ、体調も思わしくなかったんだけど、無理することもないかという部分もあったし、実際昼間は全然動けなかった。

さて。
実はこの3日、私は死闘を繰り広げていたのであった。
なにと?アレです、アレ。黒い妙に生命力のあるあの生物です。
今までキッチンにしか出没してなかったんだけど、2日目になんか戸の隙間から今回は侵入。もちろん私は究極兵器水性コック〇ーチで対抗。
しかしやつの生命力はすごかった。3日目にもふらふらと出てきてやっとしとめることが出来たのであった・・・。(同一物体じゃないかもって?それはないです。3日目はフラフラだったので)
 片付けるのも大変でした。ガムテで触らないようにはりつけて、ごみとして出すときもゾンビーとしてよみがえったらどうしよう・・・とか怖い想像をしてしまった。
大体年に一回か二回このような死闘を繰り広げるのであるが、今年はこれで終りにしてほしいと心から願うのであった・・・。(大体食べ物の始末とかちゃんとしてるんだから出るんじゃねーよ。一体どこが震源地なんだろう?)

黒と茶の幻想恩田陸 著) - 2000円619pにわたる分厚いハードカバー・・・。
タイトルをみて「おや?」と思う人がいるかもしれませんが、この前読んだ「3月は深き紅の淵を」に出てくる幻の本の1章目と同じタイトルです。

内容も30代後半のそれぞれ家庭も持った友人たちが美しい謎を語りながら森を旅するといった形。
出てくる謎は解決するものもあるし、まったくもってしないものもある。
それはそれでいいんだと思う。
ただ、「3月は・・・」を読んでたときの森のイメージはヨーロッパの赤ずきんがでてくるような森だったのに対して、こちらはY島と書いてあるしJ杉なども出てくるので屋久島が舞台とすぐわかる。
なのでどちらかというとエネルギーの濃い原始的な感じがする。
森の位置付けから考えると、再生、それぞれの登場人物のパンドラの箱を開ける旅なんだなと思う。

一つの事実でも色んな局面が見えていて、同じ事象をまったくもって違う状態に見せていく・・・その過程がすばらしい。
確かにAという人物に対してBという人物が思っているA像と私が思っているA像は違うんだよねー。でもその視点を作家としてそれぞれ描いていく力量はすごい。
あと、どうしても得意な年代、シチュエーションみたいなものが存在するはずなのに、作品見てるとばらばらでそこも彼女のバックボーンの深さを感じてしまう。
本当に登場人物それぞれの心のひだまで再現していくのには驚いた。

でも、読み終わって私が一番に思ったのは1章がこんなに分厚いんだったら私「3月は深き紅の淵を」(幻本の方ね)は一晩で読み終えることなんて出来ない〜〜〜だった。
本読みの業の深さをちょっと感じてしまった。