確かに後味悪い(174日目)

今月の目標体重まで-5.0kg 昨日より?? 違反度★★★
・本日の違反品 色々
・便通 なし
・運動 なし

12:00 サラダ、ポークカツレツハッシュドビーフソース、チーズケーキ
 苦手なんだけどたまには食べてみようシリーズ。
 ポークカツレツ。半分くらいでギブアップしました。
 かつ丼といい、こういうものはえらく苦手。

18:00 チョトス

20:30 かにのチラシすし、ラムレーズンアイス
 アイスといえば私はラムレーズン。
 でもきっと「しろくま」だったり「ストロベリー」だったり
 ソーダー味だったり人によって違うんだろうなぁ・・・。

全国各地で初雪だったらしい。
道理で悪寒がすると思ったよ。結構厚着して外に出るもぞくぞくして結局学校へ行くのは止めてしまった。またあの寒い教室で9時間もいたらしんじゃうよ。
でも入った喫茶店の中でも寒くて寒くてぞくぞくした。でも眠気もやってこない。
こういう時はねちゃうのが一番なんだけど、本当に睡魔がどんどん遠ざかっていくなぁ。会社はいったら病院いって睡眠導入剤とかもらうかな?
でもなー。睡眠時間が短いのはうれしいんだけど、充足感がないのが一番の問題なんだが。4時間睡眠でも寝たなと思えればOKなんだけど、今の状態は寝てなくて疲れてるけど睡魔がやってこないという感じ。

なので今日は読書!
北村薫「盤上の敵」・・・ハードカバーででたときに後味悪い悪いと聞いていたんだけど、やはりすごくすごくすごく残酷な物語でした。
それは作家本人も書いていて前書きを読んでびびる。
宮部みゆきの「模倣犯」の後味に並ぶくらい。
ただ、やはり北村薫という作家のすごさは感じさせられた。
なぜに?そんなに女の心理がわかるんですか!?女の子のすごーく残酷な時期ありますよ、確かに。でもなぜそんなに細かくわかっちゃうんだろう?
円紫シリーズとか覆面作家シリーズとは全然違うんだけどやはり北村薫でびっくりした。ミステリーだし、しかも中盤に至るまでの間のことでも触れると面白さが半減以上しちゃうのであまり詳しくは語れないなぁ。
ただ、私個人としてはこういう残酷さを冷静に書いてくる作家はたまらなく心惹かれてしまう。物語としての好き嫌いを越えた感じ。

浜口奈津子「ICE」・・・別コミ連載中はたまにしか読んでなかったんだけどちょいと気になって読んでみた。うーーーん。少女漫画だから仕方がないのか?
主人公の混乱とかは描かれるんだけど回りの登場人物がなぜその心境になったのかがまったくもって不明。大体、実の兄が一番謎だよ。
しょっぱな(そりゃーもう1p目にして)彼氏と初体験を済ました主人公が実はいたした彼氏にその場でそっこー驚愕の事実(実の兄だった)ことを告げられちゃうんだけど、その事実を知りながらそういうことをしちゃう兄の気持ちがまったく描かれてないし、その後それほど執着もしてない。言葉だけで説明されてしまう。
ヒーローもヒーローなんだけど。なぜそんなにひねちゃってるかは全4巻のうちの後半部分でしか明らかにされない。ページめくっていっても「ガチョーン」ってところがないんだよ。
少コミ系のマンガってこういうの多いなぁ。編集ももうすこし考えてやれよ。
同じ小学館でも少年誌や青年誌は全然面白いし(「からくりサーカス」とか「モンキーターン「昴」「20世紀少年」とかねーーー。)少女系だと「フラワーズ」とかはマジでレベル高い(吉田秋生とか吉野朔美とかねー。作家がかなり特殊だし)のにな。まぁ、編集部によって全然カラーも教育レベルも違うからしょうがないっちゃしょうがないんだけどさ。

恩田陸「月の裏側」・・・まだ全然序盤。
でもなんてタイトルから好みなんだろう。「3月は深き紅の淵を」「黒と茶の幻想」「木曜組曲」「光の帝国」etc.彼女のタイトルのセンスがなんとも世界があって素敵。物語りもすごくいいんだけど、ただし読者を選ぶ場合があるよね。
ライオンハート」を貸した友達にまったくもってわからんとかいわれたときに、このよさを説明するのは難しいなぁって思った。
早く、「光の帝国」の続きが読みたいなぁ。もうかかないのかしら?
あと関根兄弟のはなしとか・・・。