水晶の秘術―エレニア記〈2〉

水晶の秘術―エレニア記〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

水晶の秘術―エレニア記〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)

内容(「BOOK」データベースより)
女王の死に至る病の進行を止めるべく、教母セフレーニアが使った術の代償として、聖騎士たちは次次に生命力を消耗し斃れてゆく。そればかりかエレニア国を意のままにせんとする司教の謀略が間断なく襲いかかり、聖騎士団は虐殺者の汚名を着せられかける。この陰謀を辛くも防いだ聖騎士スパーホークは、女王の治療法を探すべくセフレーニアや四騎士団の精鋭らと旅に出た。だがその矢先、さらに大きな敵の存在が判明する。



毎月一冊ずつ刊行されるので、その2ヶ月目。
もうすでに訳も終わってるわけだし(なぜなら昔角川で出てたものをハヤカワが復刊したから)一挙に出してくれいと思うのは読者としては当然の心境。
ただ出版社としては1巻と同じ冊数刷って、5巻が同じくらい売れるのか?ということはないので冷静に刷り部数を見ていく上で必要なことなんだろーなー。


やっと1巻冒頭の伝説であった薔薇の形をした石が物語りに絡んできます。
次のシリーズもすでに刊行されているので、主人公スパーホークがその力ある石を手に入れて、エレナ女王を盛り立てていくのはわかっている分、ちょっとどきどき感にはかけるかもですね。


ただ、女王の命を守るべく、支えている騎士12人は一体どこまで生き残るんでしょうか〜。