スーパーマンリターンズ-★★★★

まぁ正しい続編です。
よくまぁ、クリストファー・リーヴに似た俳優見つけてきたなぁーと思います。
ただ、表情が結構乏しいかなぁ?
リーヴ版もこんなに無表情でしたっけ?


相変わらず悪役は小物です。
小物の割にははた迷惑極まりないです(笑)
今回のスーパーマンの最大の敵は最愛の女性ではないでしょうか?
5年ぶりに帰ってきたら、子持ちになってるし、婚約者もいるし。
ええ?なんでーと言う心境なんでしょうが、5年も黙ってフラッと行方不明になられたら、そりゃーもう文句言えないですよね〜。


で、また彼女が選んだ男がこりゃまたいい男なんですよ!
仕事も出来るし、性格もいい。
彼女の心の揺れを正確につかんでて・・・みたいな。
そんなふらふらどっかいっちゃう、自分のことで精一杯の宇宙人なんかやめてこっちにしときなさいよ(笑)みたいな気になりました。


スーパーマンがそういう精神的な部分はお子様(顔のいい寅さんみたいなキャラですよねと毎度思う)なので、ヒロインも正直物足りないんでしょうね。
というわけで、恋愛映画っぽいノリなのにハードルをいろいろ満たしてません。
スーパーマンにとって最大の収穫は、自分が孤独な存在じゃないということがわかったことでしょうか?
でもヒロインとのその後についての解答を積極的に模索するわけではない。
どうしたらいいんだろーってちょっと、手をどうやって出していけばいいのかわかんない状態のようにおもえます。こうなるとヒロイン側が折れて、さまざまな身辺整理とかするしかないような気がします。


また、悪役との対決もカタストロフィはなく、いつもどおりの展開。
このあたりは、安心して観れます。
オチもちゃんとついてるし(笑)